培養士とは?

こんにちは、培養士のS原です。

あっという間にHPリニューアルから1週間経ちました。各部署&副院長も一通り投稿を終えたところでご挨拶とさせていただき、少しずつ更新をしていきたいと思います😄

何から発信していけばいいのか…と悩みましたが、とりあえずまずは私たち培養士について書こうと思います!

部門紹介のページにもありますが、私たち培養士は人工授精や体外受精の際に患者さまからお預かりした精子や卵子を扱う医療技術者です。資格はありますが国家資格ではなく、学会認定の資格になります。

主に農学系や生物系の大学出身者や臨床検査技師の資格をもった人が全国で胚培養士として働いています。個人的な事を言いますと私が培養士になった頃(13年前)は臨床検査技師の方が多かった気がしますが最近は胚培養士養成部門を備えた大学もできて、就職先としてほんの少し認知度が上がっている気がします。マイナーな職業であることに変わりはありませんが😅ちなみに私は農学部出身でブタの卵の顕微操作をしておりました🐷

資格についてですが、まず培養士として就職するために必要なものではなく、就職したあとに実際の現場で働いて初めて受験資格が得られます。臨床をこなし、さらに学会に年数回参加して受験できるのです。試験は筆記と面接があり、提出した症例報告についてだけでなく培養士としての倫理面についても色々聞かれます。今でも面接でめちゃくちゃ緊張してたのを思い出します…もう受験したくないです(笑)

合格率は年々違いますが大体80%ぐらいのようです。

試験に合格した後も気は抜けません。5年ごとに資格の更新をしなければなりませんが書類を出してはい更新~!ではなく、5年間ちゃんと臨床の現場にいなければいけないのです!さらに5年のうち規定の回数学会に参加している必要もあり、培養士として仕事を続けていなければ更新できない資格なのです。出産育児や休職時は期間を凍結することもできますが凍結期間も決まっているのでずっと休んでるとあっという間に資格喪失してしまいます。

このように培養士は常に患者様からお預かりした卵や精子と向き合い、勉強も怠らずにしなければならないので大変ですがやりがいはとてもあります💪

体外受精に進まれた患者さまとはお話しする機会が多少ありますが、ほとんど表に出てこないのでたまに待合室前の通路で青い白衣の人を見かけたら「あ、培養士だ」と思ってください(笑)

資格のことについてしか書いてませんが長くなったので実際の仕事とかについてはまたの機会に…😅